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小栗旬、太宰治役で蜷川実花と初タッグ!「人間失格」誕生秘話と“究極の恋”描く(映画.com)

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小栗旬、太宰治役で蜷川実花と初タッグ!「人間失格」誕生秘話と“究極の恋”描く
[元記事]
 [映画.com ニュース] 俳優の小栗旬が、写真家で映画監督の蜷川実花の最新作「人間失格」に主演し、太宰治に扮することがわかった。蜷川監督と初タッグとなる小栗は、役作りのために短期間で大幅な減量を敢行し、撮影に臨んでいる。
 米ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズが製作する「ゴジラVSコング(仮)」でハリウッド進出が発表されたばかりの小栗が、文豪・太宰に息吹を注ぎ込む。今作は、累計で1200万部以上を売り上げた小説「人間失格」を映画化するのではなく、実話をもとにしたフィクションとして、文学界の“スーパースター”である太宰の衝撃的な人生、そして傑作小説「人間失格」の誕生秘話を描くオリジナル企画だ。
 「紙の月」「殿、利息でござる!」など意欲作を数多く手がけてきた松竹の池田史嗣プロデューサーは、本企画について「謎に満ちた不世出の天才に迫ることがどれだけ難しいことか。挑む以上、逃げたりごまかしたりしてはいけない。その覚悟と責任感を持って長い時間を費やして企画を練り上げ、徹底的にリサーチを重ね、『紙の月』でご一緒した脚本家・早船歌江子さんが3年かけて素晴らしい脚本を書き上げてくれました」と説明。小栗のキャスティングに関しても、「意外だと思われるかもしれませんが、これ以上の配役はないと確信しています」と全幅の信頼を寄せる。そして「求めたのは“演じる”だけではなく、ご自身を投影して役を“生きて”もらうこと。その願いに真摯に応えてくれた小栗さんは万全の役作りと大幅な減量を経ていま、どうしようもなく純粋で、色気があって、残酷なまでに魅力的な男として生きてくれています」と賛辞を惜しまない。
 太宰は、圧倒的な人気と才能を持ちながらも酒と恋に溺れた自堕落な生活を送り、自殺未遂を繰り返した果てに1948年6月13日、玉川上水で愛人の山崎富栄とともに入水、同19日に遺体が発見されている。映画では、太宰自身と彼を愛した3人の女たち(正妻と2人の愛人)の目線を通し、当時日本中を騒がせた文学史上最大のスキャンダルの真相に迫っていく。
 小栗はオファーを受けた当初、出演を悩んだそうで「この文豪を、自分を通して生み出すことが出来るのだろうか。自分がこの人生を生きることは出来るのだろうか。しかし、監督から僕でなければというお言葉を頂き、脚本に魅了され、決断いたしました」と胸中を明かす。それだけに「いまはただただ、最高の孤独とは一体どこに存在しているのか。手に入るものなのか。そんなことを日々感じながら一歩一歩、太宰に寄り添いながらすごしております。私という人間から見えてくる太宰治という壮絶な人生を駆け抜けたひとりの文豪の足跡が皆さまの心に刻まれることを祈り、作り上げていければと思っております」と並々ならぬ決意をにじませている。
 膨大なリサーチを経て撮入した蜷川監督は、小栗が太宰を演じることにこだわり「スターである彼にしか見ることの出来ない景色、トップを走り続けているからこそ抱える孤独、誰もまだ見たことのない小栗旬。連日の撮影で鳥肌が立つことが何度もありました。魂を賭けた芝居に毎日震えています。これをやるための今までの人生だね、と2人で話しています」と最敬礼。池田プロデューサーは、撮影を近藤龍人(「万引き家族」)が務めていることを明かし、「最精鋭のスタッフが集った現場では、鬼気迫る演技合戦が繰り広げられています。その中心にいる蜷川実花監督の凛とした佇まい、時にお父様である故蜷川幸雄さんが憑依したのではないかと感じることがあります。監督も主演も、人生をかけて挑む作品。とんでもない映画が出来そうな気がしています」と手応えのほどをにじませている。
 12月中旬にオールアップ予定。2019年に全国で公開。

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