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今年のブラック企業大賞に「三菱電機」 財務省やあの大企業も(BuzzFeed Japan)

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今年のブラック企業大賞に「三菱電機」 財務省やあの大企業も
[元記事]
過労死や長時間労働、パワハラなどが問題視されている企業を集めた「ブラック企業大賞2018」の授賞式が12月23日、開催された。大賞には4年間で2人の過労自死があった三菱電機が、ウェブ投票などの結果、市民投票賞には財務省が選ばれた。ノミネート企業は授賞式の招待状を出していたというが、各社の関係者の姿はなかった。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】【グラフ】日本人の残業は、平成のあいだ増えていた労働問題に関わるNPOや弁護士、ジャーナリストらがつくる実行委員会が主催し、今年で7回目。
いわゆる「ブラック企業」を周知し、最終的になくすことを目的として、長時間労働やハラスメント、いじめ、低賃金労働などを指標に選出されている。
今年は過労自死やパワハラ、裁量労働制の悪用や技能実習生への不正などをした企業など9団体がノミネート。例年は民間企業が対象となっているが、元事務次官のセクハラ疑惑があった財務省も特別に選ばれていた。
実行委員会によると、「ブラック企業」とする基準は、以下の2点だ。
・労働法やその他の法令に抵触し、またはその可能性があるグレーゾーンな条件での労働を、意図的・恣意的に従業員に強いている企業
・パワーハラスメントなどの暴力的強制を常套手段として従業員に強いる体質を持つ企業や法人(学校法人、社会福祉法人、官公庁や公営企業、医療機関なども含む)
2017年の大賞は、「アリさんマークの引越社」として全国で営業展開する株式会社引越社だった。

そのほか、新設の「有給ちゃんと取らせろ賞」にはジャパンビバレッジ東京が、市民投票賞には財務省が選ばれた。詳細は以下の通り。
・大賞:三菱電機株式会社
家電から発電機まで様々な電気製品を製造するメーカー企業。
男性社員5人が長時間労働が原因で精神障害や脳疾患を発症して2014~17年に相次いで労災認定されていたことが発覚。5人はシステム開発の技術者か研究職で、そのうち2人は過労自死していた。
2016年2月に過労自死した男性社員は、亡くなる4カ月ほど前から法定時間を上回る残業がそれ以前の約5倍に急増し、月80時間前後の残業が続いていた。ただし、裁量労働制が適用されていたため「残業」 扱いにもなっていない。
別の技術者の男性社員(当時28歳)は、2012年8月に過労自死。 担当したシステム開発プロジェクトの完成が予定に間に合わず、遅れを取り戻すために月100時間を超す長時間労働が数カ月続いていたという。
・有給ちゃんと取らせろ賞:株式会社ジャパンビバレッジ東京
サントリー食品インターナショナルグループ傘下の自動販売機オペレーション大手・ジャパンビバレッジホールディングスの子会社。
同社は、2017 年末に足立労働基準監督署により、 違法な長時間残業があったとして是正勧告を受けた。この労働者の残業時間は月100時間を超えていたが、1日 10 時間を超える労働に対し、7時間45分の給与しか支払っていなかったという。
また、ある支店の支店長がメールでクイズを出し、正解者にのみ有給休暇の取得を認める「有給チャンス」とよばれる パワハラの存在も明らかとなった。会社側もメディアの取材に、メールが送られていたことを認めた。
・市民投票賞:財務省
国家予算の編成などを担う省庁の1つであり、行政の中枢に位置付けられる国の重要機関。
2018年4月、当時、財務省の事務方のトップである事務次官が、テレビ朝日の女性記者に対して、取材中に性的な言動を繰り返すセクシュアルハラスメントをしていたことが発覚した(本人は否定している)。
この過程で麻生大臣は、日本には「セクハラ罪という罪はない」「男を番記者にすればいい」などと発言を繰り返した。
・特別賞:株式会社日立製作所、株式会社日立プラントサービス
日本を代表する電機メーカーと、そのグループ会社。
2013年に同社に新卒入社した 20 代の労働者が、日立プラントサービスに在籍出向中、精神疾患によって労災認定。 月100 時間を超える長時間残業が頻発し、最大で月160時間を超えていた。
所長からは「いらない」「めざわりだから帰れ」「仕事辞めてしまえ」などの暴言を受けたり、椅子を蹴られたりするなどのパワハラも受けていたという。
さらに同社は、数百名のフィリピン人技能実習生を不正に働かせていたとして、技能実習適正化法違反の疑いによる法務省の調査を受けている。「電気機器組み立て」を習得するはずが、窓や排水パイプ、カーペットやトイレを鉄道車両に取り付ける作業しかさせられていなかったという。

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