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ビジネスを成功に導く“3つのD”とは――、Nutanix パンディCEOが基調講演(Impress Watch)

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ビジネスを成功に導く“3つのD”とは――、Nutanix パンディCEOが基調講演
[元記事]
 ニュータニックス・ジャパン合同会社(以下、ニュータニックス)は13日、ザ・プリンス パークタワー東京において年次ユーザーカンファレンス「.NEXT Japan 2019」を開催した。【この記事に関する別の画像を見る】 基調講演では、米Nutanix 創立者、代表取締役会長兼CEOのディラージ・パンディ氏が、Nutanixの成長過程を踏まえながら、企業のビジネス成功のカギとなる“3つのD”について紹介した。
 また、米Nutanix 最高技術責任者のラジブ・ミラニ氏、同プリンシパルソリューション アーキテクトのスティーブン・ポイトラス氏、ニュータニックス テクニカルエバンジェリストの島崎聡史氏が「企業のクラウドジャーニーの勘所 – Nutanixのビジョンと最新テクノロジー」と題して、クラウドジャーニーの実現に向けたソリューションを、デモを交えながら説明した。
■ソフトウェアによるハイブリッドクラウドの世界へと変えていく
 基調講演に先立ち、ニュータニックス コーポレートバイスプレジデント兼社長の町田栄作氏があいさつ。
 「現在、日本は世界第2位の市場規模となっており、ビジネスも順調に成長を続けている。また、顔の見えるニュータニックスに向けて社員の増強も図り、東京、名古屋、大阪、福岡、仙台の5拠点をカバーしている。そして、今回の『.NEXT Japan 2019』では、“ディスラプション=創造的破壊”をテーマに掲げ、いままでの当たり前を破壊し、新しい当たり前を創造していくことを提唱する。つまり、28年間続いてきた3Tierの世界を、ソフトウェアによるハイブリッドクラウドの世界へと変えていくことだ。『2025年の崖』問題が叫ばれる中、日本企業が抱えるさまざまなIT課題を解消するには、この創造的破壊が必要になる」と語った。
 続いて、米Nutanix 創立者、代表取締役会長兼CEOのディラージ・パンディ氏が登壇し、「Nutanixが考える企業のビジネスを成功に導く3つのD」と題した基調講演を行った。「当社は、2009年にコンピュートとサーバーを統合したハイパーコンバージドインフラストラクチャ(以下、HCI)によるアプライアンス製品を開発。そこから刷新を繰り返してビジネスを成長させてきた。この成長のカギとなったのが『データ』『デザイン』『デリバリー』の“3つのD”だ」と語るパンディ氏。
 「『データ』については、データの管理、保護、暗号化、移動を実現するために、信頼性と拡張性の向上に取り組んだ。『デザイン』については、ディテールにこだわり、インフラの仮想化、シンプル化、統合化を進めた。『デリバリー』については、アプライアンスからソフトウェア、サブスクリプション、ハイブリッドクラウドへと顧客へのデリバリーを広げていった」という。
 そして、この“3つのD”をキーポイントにしながら、Nutanixのビジネスが創業から10年間でどのように成長してきたのかを紹介した。まず、2009年から2012年は、3Tierのシステムを統合したHCIアプライアンスを開発し、ソフトウェアディファインドの基盤となる「AOS」、Webベースの管理コンソール「Prism」を提供。
 2012年から2015年は、市場のニーズに応じてディザスタリカバリ、データプロテクション、メトロクラスタリングの機能を拡張するとともに、「AOS」と「Prism」を刷新し、ワンクリックで自在に構成可能なHCIを実現した。
 2015年から2018年には、ネットワークセキュリティを強化するSDNソリューション「Flow」、アプリケーションライフサイクル管理とクラウドオーケストレーションツール「Calm」などソフトウェアのラインアップを拡充し、国産サーバーへのデリバリーも強化した。
 直近の取り組みとなる2018年から2019年では、クラウド上でHCIを実現する新サービス「Xi Services」にフォーカスを当て、その概要について、米Nutanix シニアバイスプレジデント エンジニアリング ゼネラルマネージャー Cloud Partnersのマノジ・アガワル氏が紹介した。
 「『Xi Services』は、ハイブリッドクラウドをインビジブルにするためのソリューションであり、クラスタサービス『Xi Clusters』、DRaaSサービス『Xi Leap』、DaaSサービス『Xi Frame』、IoTプラットフォーム『Xi IoT』、マルチクラウド最適化サービス『Xi Beam』などの機能を提供する。特に、『Xi Clusters』は、AWSベアメタルサーバー上で、オンプレミスのNutanixクラスタと同等のHCIを構築できる新サービスだ。これにより、ハイブリッドクラウドで展開されるHCIを『Prism』から一元管理することが可能になる」と説明。
 「また『Xi Leap』は、ディザスタリカバリ(DR)をクラウド上で実現するサービス。専用のDRサイトが不要になり、ワンクリックでフェイルオーバーやフェイルバック、検証を行うことができる。従来のHCIはDRの実行に約140ステップかかっていたが、『Xi Leap』ではわずか14ステップでDRが可能になった」としている。
 また、パンディ氏は、「コンピューティングをあらゆるところでインビジブルにするためには、エッジでのデジタルトランスフォーメーションを実現することが重要である」との考えを示し、その具体的な取り組みとして、東京エレクトロンデバイスと「インダストリー4.0ソリューション」を構築した事例を挙げた。
 東京エレクトロンデバイス 執行役員 CN BU 副BU GM(TED Real IoT統括)の上善良直氏は、「当社は、製造業向けにIoTソリューションを展開しているが、その中で顧客から生産設備の監視と予兆検知のニーズが高まっていた。そこで、『Xi IoT』および『Xi Edge』を活用した予兆検知のアプライアンス『CX-M』を独自開発した。これにより、予兆検知をしたい装置のデータを収集し、アプライアンスにインプットするだけで、異常検知を判別するAIモデルを自動作成することが可能となった」と説明した。
■DXを支援するための“クラウドジャーニー”ビジョン
 基調講演の後半では、「企業のクラウドジャーニーの勘所 – Nutanixのビジョンと最新テクノロジー」と題したセッションが行われた。まず、米Nutanix 最高技術責任者のラジブ・ミラニ氏が登壇し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援するために提唱しているクラウドジャーニー(道のり)に関するビジョンについて語った。
 「当社は、エンタープライズのコンピューティングをインビジブルにするというビジョンのもと、さまざまなプロダクトを開発し、インフラからデータセンター、クラウドまでのインビジブル化に取り組んでいる。また、プロダクトにおいては、カバーするワークロードを広げることと、各ワークロードに提供する価値を高めることの2つの軸で最大化を図ることで、クラウドへのエクスペリエンスを最大化することを目指している。そして、企業がデジタルトランスフォーメーションを実現するためには、HCIからプライベートクラウド、マルチクラウドへと至るクラウドジャーニーが必要であると考え、これを支援するべくイノベーションを継続している」という。
 具体的な取り組みとして、HCIの領域では、HPEおよび富士通とのグローバルパートナーシップにより新たなサーバープラットフォームを展開。また、ミッションクリティカルなワークロード向けに、最新鋭のAutonomous Extent Store(AES、自律エクステントストア)アーキテクチャを採用し、実際の環境で最大2倍の性能改善を実現した。これにより、HCIプラットフォームで初めて本番環境でのSAP HANA認証を取得している。
 プライベートクラウドの領域では、ワンクリックでデータベース管理をシンプル化する「Era」、非構造化データに対応しワンクリックでファイルサービスをスケールアウトする「Files」、S3-互換のオブジェクトストレージ「Objects」、Kubernetesの展開・運用・管理をシンプル化する「Karbon」、ワンクリックでデータベースサービスを拡張できるセカンダリストレージ「Mine」をピックアップし、それぞれの特徴や最新のアップデートを紹介した。
 ここで、米Nutanix プリンシパルソリューション アーキテクトのスティーブン・ポイトラス氏が登壇し、「Files」の分析ツールである「File Analytics」および、セカンダリストレージ「Mine」の機能概要について、デモを交えて説明した。
 「File Analytics」では、管理画面のダッシュボードから、システムにホスティングされているデータの状況やファイルタイプの情報、不正な操作などのアラート情報を確認することができるという。「Mine」は、セカンダリストレージをシンプル化するソリューションで、Veeam、HYCU、Commvault、Veritas、Unitrendsとネイティブに統合し、単一の管理画面からバックアップやアーカイブの運用、キャパシティの拡張などが可能になる。
 また、ミラニ氏は、「自動車が自動運転から自律運転へと進化していくように、今後、データセンターも自動化から自律化へと移行していく」と指摘し、自律型データセンターを実現するための新たな取り組みとして、コンプライアンス管理サービス「Beam」のプライベートクラウドへの対応、SDN製品「Flow」のActive Directory連携、機械学習を活用してインフラ運用を最適化する「Prism Pro」の拡張機能「アプリケーション・アウェアセンサー」およびインテリジェントな運用自動化機能「Prism Pro X-Play」などを紹介した。
 最後に、マルチクラウド領域に向けた最新ソリューション「Xi Clusters」の概要について、ニュータニックス テクニカルエバンジェリストの島崎聡史氏が説明した。「Xi Clusters」では、AWSベアメタルサーバー上でオンプレミスと同等のHCIクラスタを実行できるだけでなく、オンプレミスに構築されたHCIクラスタをAWSベアメタルサーバーに移行することもできるという。島崎氏は、プライベートクラウド向けのソリューションである「Calm」、「Flow」、「Era」が、AWS上の「Xi Clusters」で動作する様子を、デモを交えて解説した。

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