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家中700Mbpsオーバー! あまりの速さに思わず二度見!(Impress Watch)

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家中700Mbpsオーバー! あまりの速さに思わず二度見!
[元記事]
 ネットギアジャパンから、メッシュWi-Fiシステムの新製品「Orbi WiFi 6(RBK852)」が登場した。メッシュWi-Fi製品のパイオニアであると同時に、長らく定番の地位を確保し続けてきた「Orbi」のWi-Fi 6対応版だ。精悍なデザインも印象的だが、さらに磨きがかかったパフォーマンスが「ヤバい」。家中どこでも、有線並みの超高速通信を実現できる。【この記事に関する別の画像を見る】■3階で758Mbps! エリアの広さと平均速度は“トップオブトップ”
 いやはや驚いた。
 1階も2階も3階も。いつもの計測ポイント、どこで計測しても700~800Mbps。
 いろいろ試してみた結果、最も遅かったポイントは1階の風呂場だったが、それでも486Mbpsと高速。いつものテストでは一番遅くなる3階窓際でも、ご覧の通り758Mbpsという、とんでもない値を叩き出している。
 2020年1月30日時点でのAmazon.co.jpの実売価格(税込)は9万9306円(調査時に配布していた1万円OFFクーポンは未適用)と超高級品なので、購入時に家族会議必須の案件ではあるだろうが、ネットギアジャパンの「Orbi WiFi 6(RBK852)」は、現時点での実力は間違いなくトップオブトップのWi-Fiルーターだ。
 もちろん、近距離のピークスループットであれば、本製品を凌ぐ製品は複数存在している。しかし、カバーできるエリアの広さと、エリア内の平均速度という観点で見れば、この製品を凌ぐものは、しばらくは登場しないんじゃないかと思えるほど速い。
 もちろん、Wi-Fiの速度は建物の構造や周囲の状況によって変化するので一概には言えないが、少なくとも筆者がこれまでテストしてきた製品群とは、一線を画す実力を持った存在と言える。
 残念ながら予算に余裕がない筆者は見送ることにするが、現状、Wi-Fiの電波環境に悩みを抱えているなら、導入を検討する価値がある1台なのは間違いない。
■シャープな印象に生まれ変わったOrbi WiFi 6
 個人的な印象になるが、Orbiには、もっとシンプルで優しい印象を持っていた。だが今回の新モデルは、ずいぶんとシャープで力強い印象のデザインだ。
 以前のモデルでは、上部に配置されたリング状のLEDが個性を醸し出していたが、本製品のLEDは本体前面へと移動し、控えめになった印象だ。
 本体サイズは、奥行きが若干薄くなったものの、ほぼ従来モデルと同じだ。しかしながら、フレームをイメージさせるシルバーのアクセントがシャープな印象を与えており、コンパクトになったような感じを受ける。
 もちろん、アンテナは内蔵されているので非常にスッキリとしている。見た目も、より高級感がアップしたと言えそうだ。
 無線のスペックは、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)対応で、もちろん2.4GHz+5GHz+5GHzのトライバンド対応となる。最大通信速度は、2.4GHz帯が1147Mbps。5GHz帯はどちらも2402Mbpsだ。
 2系統ある5GHz帯は、片方がWi-Fi子機の接続用(W52対応)で、もう片方がルーターとサテライトを接続するバックホール専用として使われる。Orbi、というかトライバンド対応メッシュの最大の美点はこの点にある。Wi-Fi子機の接続用とバックホール用の帯域を分けることで、互いの干渉を避けつつ、同時通信による高速な処理が可能になっている。
 なお、5GHz帯の2402Mbpsは、80MHz幅4ストリームMIMO接続時のものとなる。Wi-Fi 6対応のノートPC(Intel AX200搭載機)などは、同じ2402Mbps対応でも、160MHz幅の2ストリームMIMOによって実現される。
 本製品は160MHz幅での通信には現状では対応していないため、2402Mbps対応のノートPCなどを接続した場合には、80MHz幅2ストリームMIMOで接続され、リンク速度は1201Mbpsが最大となる。
 4ストリーム分の帯域で2ストリームの端末をカバーできる、もしくは3台目のサテライトを接続したときのバックホールとして、80MHz幅4ストリームの2402Mbpでの接続が使える、と考えればといいだろう。
 各種インターフェースは背面に用意されており、2台セットのルーター側は1000Mbps対応のLANポート×4に加え、2.5Gbps対応のWANポートを1つ備えている(サテライト側は1000Mbps×4のみ)。
 auひかりやNUROなどの10Gbps対応インターネット接続サービスに加えて、NTT東西から10Gbps版フレッツ光が登場することが見えてきた現状を考えると、2.5Gbpsとは言え、1Gbps以上の速度でWAN接続できるのは大きな魅力だ。
 なお、2.5Gbps対応ポートは、本体の動作モードを「AP Mode」に切り替えることで、LANとしても利用できる。WANではなく、NASなどの機器を接続したい場合は、AP Modeで運用するといいだろう。
 なお、AP Modeへの切り替えは、後述するスマートフォン用の「NETGEAR Orbi」アプリではできず、ウェブブラウザーで操作を行う必要があるが、いったん動作モードを切り替えた後は、アプリで各種設定が行える。
■アプリで簡単設定
 設置や設定の「手軽さ」は、メッシュWi-Fiの特徴の1つだが、本製品でも、もちろん実現されている。
 初期セットアップは、スマートフォン向けの「NETGEAR Orbi」アプリを使って実行できる。アプリをダウンロード後、本体に巻き付けられた透明のカバーに印刷されているQRコードを読み取ることで、スマートフォンなどをOrbiのWi-Fiに接続でき、そのままインターネット接続などのセットアップをすることができる。
 なお、国内で加入者を増やしつつあるMAP-EやDS-LiteなどのIPv6 IPoE接続方式には、現状では非対応となる。
 無線の設定に関しては苦労しないはずだ。ルーターとサテライトの間の接続は、前述したように専用の5GHz帯を使って自動的に構成されている上、それぞれのファームウェアもアプリからの初期設定時に自動的にチェックされ、必要なら2台とも自動的にアップデートされる。
 端末から接続する際のSSIDやパスワードもルーターとサテライトで共通で、普段はどちらに接続しているかを全く意識する必要はない。家の中を移動しながら利用しても、接続先はルーターとアクセスポイントの間で自動的にローミングされる。
 もちろん、アプリを利用すれば、ルーターとサテライトの接続状況を確認したり、ネットワーク内のWi-Fi子機がルーターとサテライトのどちらに接続しているのかを手軽に確認できる。
 接続中端末のリンク速度も確認できるし、SPEEDTESTを利用したインターネット接続テストも実行できる。「トラフィックメーター」を有効にすれば、ネットワーク全体の転送データ量をグラフで確認することも可能だ。
 来客に開放するためのゲスト用SSIDもアプリから手軽に設定できる上、接続用のQRコードをスマートフォンの画面に表示したり、メールなどを使ってSSIDやパスワードを共有することも可能だ。
 なお、従来のOrbiでは、ペアレンタルコントロール機能である「Circle with Disney」が搭載されていたが、今回のOrbi WiFi 6では省略されている。
■1Fも2Fも3Fも差がほとんどない
 すでに冒頭で触れたが、パフォーマンステストのより詳細な結果を見てみよう。以下は、木造3階建ての筆者宅でのテスト結果だ。
 ルーターを1Fの仕事部屋に、サテライトを3Fの階段踊り場に設置した状態で各フロアでiPerf3を実行した結果を掲載している。なお、今回はWAN側の2.5Gbpsの実力も見るために、NASを2.5Gbpsポートに接続して速度を計測している。
iPerfテスト結果
 結果は素晴らしいの一言に尽きる。
 iPhone 11もPCも、リンク速度は1201Mbpsでの接続となるが、ルーターとサテライト間のバックホールや、NAS接続の2.5Gbpsの有線LANがボトルネックになることなく、Wi-Fiの性能をフルに発揮できている。
 1Fでの下りがPCで最大884Mbps、iPhone 11で878Mbpsと近距離でも速いが、2Fでも853Mbps(PC)、772Mbps(iPhone)と、この値がほぼ維持されている。さらに3Fの最も遠い地点でも、772Mbps(PC)、758Mbps(iPhone)で通信できている。
 今回は、サテライトを3Fに設置しているため、ほかのメッシュWi-Fi製品ならば2Fの電波カバー状況が手薄になりがちなのだが、Orbi WiFi 6では落ち込みがほとんど見られず、家中700Mbpsオーバーを実現できていた。
 このようにメッシュWi-Fiでは、家中を一定の速度以上に平均的に高速化することが可能だが、従来の11ac対応の製品では、速くても家中400Mbps前後までといったところだった。それが一気に倍近くまで上昇するのだから、本製品の実力の高さにはおそれ入った。
 気になる点を挙げるとすれば、Wi-Fi子機接続用の5GHz帯で利用できるチャネルがW52のみとなる点だろう。W52のチャネルは36、40、44、48だけなので、80MHz幅を確保すると、この4チャネルをフルで使うことになる。近隣でW52を使っている場合、その干渉があると、チャネルの逃げ場がないことになる。
 万が一、本製品の実力が発揮できない場合があるとすれば、こういったケースが考えられるだろう。ただ、5GHz帯で近隣からの干渉が大きいことはまれなので、あまり心配する必要はなさそうだ。
■買えるならオススメ
 以上、Wi-Fi 6対応となったネットギアジャパンの新Orbiを実際にテストしてみた。
 使う前は、価格に驚くばかりで、正直、興味がわかなかったが、実際に使ってみると、そのパフォーマンスの高さに驚かされた。家中のほとんどの場所で700Mbpsオーバーとなると、もはや無理をして有線を引き回す必要がなくなりそうなほどだ。
 しかも、今回の速度は1201MbpsのWi-Fi子機が1台の結果で、Orbi側としてはバックホールも有線も、半分の帯域しか使っていない状況だ。これを考えると、2台、3台とWi-Fi子機が増えたとしても、余裕で対応できることは明らかだ。
 もちろん、10万円近い価格が最大のネックではあるので、「買えるなら」という前提ではあるが、現状のWi-Fi 6対応製品の中で、文句ナシにお勧めできる製品だ。
(協力:ネットギアジャパン合同会社)

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