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小出恵介、ゴミ人間役で再出発 NYで2年ぶり芸能活動(サンケイスポーツ)

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小出恵介、ゴミ人間役で再出発 NYで2年ぶり芸能活動
[元記事]
 米国でゼロから再起-。俳優、小出恵介(35)が9月にニューヨークで2年ぶりに芸能活動を再開することが4日、分かった。お笑いコンビ、キングコングのツッコミ担当、西野亮廣(あきひろ、39)の絵本「えんとつ町のプペル」の初ミュージカル作品に主演する。全編英語で主役のゴミ人間を演じる小出は、本紙の取材に「とにかく頑張らねば」と前を向いた。
 再起のために選んだ場所は、ミュージカルの本場ニューヨーク(NY)だった。しかも全編英語作品で、主演デビューを飾る。本紙が入手した情報を基に取材を進めた結果、小出本人が、代理人の池田尚弘弁護士(44)を通じて認めた。
 その前に時計の針を2年前に戻すと-。2018年6月、所属事務所、アミューズとの専属契約が終了。当時、文書で「初心に戻り、一表現者として皆さまの前に姿をお見せすることができればと思っております」と報告していた。
 「誰も助けてくれない場所で自分を見つめ直し、俳優として一から訓練したかった。NYはエンタメの本場アメリカの中でも、世界中から強い信念を持った人が集まる活発な街。自分に合っていると思ったんです」。代理人を通じてメッセージを寄せた小出。18年10月に就労ビザを取得し、NYのアパートで1人暮らしを始めたという。ところが-。
 「街で何の英語を話しても伝わらず、コーヒーもドーナツも買えず、地下鉄にも乗れませんでした」。語学学校の最下級クラスに入学して基礎から英会話を学び、昨年1月から演劇学校へ。「当初はレッスンの見学すらさせてもらえませんでしたが、少しずつ仲間に入れてもらうことができました」と振り返った。
 日本では2005年に映画「パッチギ!」でデビュー。TBS系ドラマ「JIN-仁-」やNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で人気者になった。ミュージカルの出演経験こそないが、故蜷川幸雄さん演出の「から騒ぎ」で初舞台初主演。張りのある独特の低い声を武器に存在感を発揮した。その実績もNYでは無に等しい。
 逆境にあって、ひたむきに演技や歌のレッスンを積む姿が、昨秋、現地在住の日本人プロデューサーの目に留まった。勧められて受けた新作ミュージカル「えんとつ町のプペル」のオーディションに合格。原作は西野亮廣による40万部突破の絵本(幻冬舎刊)だ。
 ゴミから生まれたゴミ人間「プペル」と少年の奇跡の交流を描く。唯一の日本人キャストとして、主役のプペルに決定。9月にNYのオフ・ブロードウェーで上演後、ボストン、ワシントンを回る。その後は日本を含むアジアツアーも計画中という。
 「身に余る光栄に大きなやりがいを感じ、とにかく頑張らなければと思っています」と誓った。作中、プペルが少年に語りかけるこんなせりふがある。「自分を信じろ。信じぬくんだ。たとえ1人になっても」-。この言葉は今、小出自身の胸にも熱く宿っている。
 ◆小出恵介(こいで・けいすけ)
 本名同じ。1984(昭和59)年2月20日生まれ、35歳。東京都出身。慶大文学部卒。小学2年から5年まで父の転勤によりインドの首都ニューデリーで暮らす。慶大2年時に受けた雑誌のオーディションがきっかけで芸能界入り。日本テレビ系「ごくせん」やTBS系「ROOKIES」などにも出演。2009年公開の「風が強く吹いている」で映画初主演した。10年公開の主演映画「シュアリー・サムデイ」(小栗旬監督)の主題歌でCDデビューもしている。175センチ。

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