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森光子さん「放浪記」“2018回目の上演”…生誕100年記念出版(スポーツ報知)

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森光子さん「放浪記」“2018回目の上演”…生誕100年記念出版
[元記事]
 女優・森光子さん(12年死去、享年92)の主演で同一作品として史上最多2017公演を上演した舞台「放浪記」が書籍でよみがえることが5日、分かった。生誕100年を記念して「NHKスペシャル」などで森さんに密着した作家・川良浩和氏の著書「森光子 百歳の放浪記」(3月9日発売、中央公論社刊)で、黒柳徹子(86)らの新録インタビューによる生前秘話とともにつづられる。
 61年に初演を迎えた女流作家・林芙美子の半生を描いた「放浪記」。初演の台本を基に当時の森さん、脚本・演出した菊田一夫さんの言葉などによって行間を埋めながら、臨場感たっぷりに7章構成の第1章を飾る。10年5~6月に一度は上演が決まりながら、開幕2か月前に体力面での不安によって中止。その後、幕が上がることがなかった“2018回目の上演”だ。
 41歳で初主演してから48年間に及んで積み重ねてきた舞台。「役者にとりまして、これにまさる苦しみはございません」。森さんは中止を決めた際、長文で胸中をつづった。その後、亡くなるまでの2年間、表舞台に姿を見せることはなかった。50周年だった11年の上演にも意欲を見せていたが、かなわなかった。
 黒柳は同書で、森さんが亡くなった12年に最後に受け取ったFAXの言葉とともに晩年の様子を明かしている。「私は あなたと また野菜カレーを食べに行きたくて リハビリをしています」。すぐに返信したが、途絶えた。黒柳は、その後もファクスを送り続けたという。
 森さんは“現役”で国民栄誉賞を受賞した唯一の女優だ。表舞台で光り輝く一方、孤独を背負った。亡くなる1年前、少年隊・東山紀之(53)に長女が誕生した。喫茶店で隣り合わせた子連れの両親に、森さんは「うちも生まれたんです」と声を掛けたという。
 ほかに、4日に1732公演目で幕を開けた「Endless SHOCK」に主演するKinKi Kidsの堂本光一(41)も登場する。家族のように寄り添ったジャニーズと過ごす晩年の秘話もふんだんに、インタビューの数々で森さんの生涯がひもとかれる。
 ◆「放浪記」 大正から昭和にかけ、貧困や流浪を経験しながら流行作家となった林芙美子の半生を描き、力強い生きざまが共感を呼び、人気を集めた。61年の初演時の脚本・演出は菊田一夫氏。81年から三木のり平氏が潤色、演出を担当し、その後は三木と北村文典氏の演出で上演。芙美子の作品が新聞で紹介され、喜びをあらわにする「でんぐり返し」のシーンは有名。08年以降は封印され、バンザイの演出に変更された。

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