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見た目以上に使えるが、電池持ちが不安なコンパクトスマホ「Rakuten MIni」(アスキー)

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見た目以上に使えるが、電池持ちが不安なコンパクトスマホ「Rakuten MIni」
[元記事]
今回レビューするのは楽天モバイルが無料サポータープログラム向けに発売しているオリジナルスマホ「Rakuten Mini」です。1ヵ月使ってわかった実力を紹介します。【もっと写真を見る】

FeliCaとeSIM対応の
超コンパクトスマホ「Rakuten MIni」
 楽天モバイルが無料サポータープログラムの追加募集をしたのを機に、オリジナルスマホ「Rakuten Mini」を発売しました。価格は一括払いの場合は1万9819円(税抜)。楽天回線(MNO)に対応するモデルで、楽天のMVNOサービスでは利用できません。なので、現時点(2020年2月)では、無料サポータープログラムに参加している人しか使えない端末です。
 
 筆者は、昨年10月から無料サポータープログラムに参加していますが、それで使っている端末とは別に、楽天モバイルからRakuten Miniを借りています。Rakuten MiniはeSIM(組み込み型SIM)を採用しているので、自分が持っているSIMに差し替えたりすることはできません。楽天モバイルから借りたままの状態で、1ヵ月ほど使った率直な感想を述べさせていただきます。
 
人に見せびらかしたくなるコンパクトさ
 Rakuten Miniは、FeliCaを搭載するスマートフォンでは世界最小・最軽量だそうです。サイズは約53.4×106.2×8.6mmで、重さは約79g。コンパクトなスマホの、さらにその半分といったサイズ感。まさに手のひらスマホと呼びたくなるような、かわいらしさです。
 
 ストラップ穴があり、ガラケーのようにストラップを付けることができますが、筆者は市販のネットストラップ付きのクリアケースに入れて、首からぶら下げて使っています。フツーのスマホは、ぶら下げると目立つし、邪魔にも思えるのですが、Rakuten Miniは気にならずに持ち歩けます。小さい子どもに持たせるスマホとしても、ちょうどいいサイズだと思います。
 
 Rakuten Miniを持ち歩いた当初は、仕事やプライベートで会う人に「それ何? スマホ?」と興味を持たれました。ここまで小さいスマホは珍しいので、人に自慢でき、話のネタになることも利点というか、このモデルならではちょっといいところと言えるでしょう。
 
 ディスプレーは約3.6型のTFT液晶。解像度はHD(1280×720ドット)。画面の文字が読みづらいことは覚悟していたのですが、実際はさほど不便は感じませんでした。むしろ、こんなに小さくても、ブラウザーやマップは普通に使えるんだなぁ、と思ったくらい。画面が小さいので、近くの人に盗み見られずに済むというメリットも感じました。
 
パフォーマンスに過度な期待は禁物
 ハードウェアのスペックは控えめです。現行機種で最低クラスと言ってもいいでしょう。CPUはSnapdragon 439(2GHz+1.45GHz/オクタコア)。メモリーは3GBで、内蔵ストレージは32GB。バッテリー容量は約1250mAhです。
 
 このスマホに、パワーを求める人はいないと思いますが、アプリ起動やタッチレスポンスなどの動作はそこそこという印象。いや、昨今のスマホの中では悪いほうと断言してもいいかもしれません。基本的な操作で不便を感じることはないでしょうが、カメラのシャッターレスポンスは遅めで、ゲームをしていて反応の遅さが気になったことも。アプリによっては画面の更新がもたつくようにも感じました。
 
 電池持ちは、お世辞にも良いとは言えません。使い方によっては1日持たせることができなくもないでしょうが、スマホを「そこそこ使う」という人が1日は持たせるのは厳しいかなぁと。筆者の場合、フルに充電した後、2~3時間ほどカメラ機能をチェックしていたら、半分くらい電池がなくなってしまうことがありました。テザリングにも対応していますが、見る見るうちに電池を消耗するので、頻用は禁物でしょう。
 
 しかし、そもそも電池容量が少ないので、素早く充電できることは利点。残量が10%以下になってからでも、1時間ほど充電すれば90%以上に回復します。なので、モバイルバッテリーを持ち歩かなくても、充電ケーブルをカバンに入れておれば、職場やカフェなど電源がある場所で素早くチャージできるはずです。
 
文字入力、カメラなど、基本機能の使い勝手は?
 OSはAndroid 9。小さい画面に最適化されたホーム画面が表示されますが、基本的な操作性は一般的なAndroidスマホと大差はありません。画面が小さいので、アイコンやメニュー項目をタッチする際に、ミスタッチをしがちなのでは? と心配していたのですが、あっという間に慣れます。文字入力も使い始めた当初は戸惑いましたが、慣れると片手でスムーズに入力できるようになります。
 
カメラはそこそこキレイに撮れる
インカメラも美肌補正がある
 カメラは、アウトカメラが約1600万画素で、インカメラが約500万画素。期待せずに撮ってみたら、意外とキレイに撮れるので驚いたというのが本音。暗い場所で撮影すると、画質がやや粗くなるのが気になったものの、約2万円のスマホで、このスペックで、ここまで撮れたら上々と評価するべきでしょう。
 
 セキュリティーロックは顔認証に対応。スピーディーに登録でき、問題なく使えますが、あいにくコロナウィルスの影響で、マスクを欠かせない毎日になってしまいました。そのため、顔認証ではアンロックできず、画面をなぞるパターンを使っています。側面か背面に指紋センサーが付いていれば、より便利だったでしょうね。
 
東京では爆速で利用できるが
 Rakuten Miniには、物理SIMを挿せるスロットはありません。組み込み型の「eSIM」に対応し、そこに通信事業者が発行した情報を書き込んで、通信・通話ができる仕組みです。楽天回線のSIMロックはかかっていないSIMフリーの端末ですが、日本ではまだeSIMを提供する事業者が少ないので、国内では、事実上、楽天回線専用モデルとなるでしょう。
 
【まとめ】メインで使うのは苦しいが
2台目に最適のスマホ
 楽天回線は、昨年10月から東京23区、名古屋市、大阪市、そして神戸市の一部でサービスを開始しました。それ以外の地域では、パートナー契約を結んだau回線に接続する仕様です。筆者は、この1ヵ月はほとんど東京にいましたが、電話が圏外になったり、データ通信が途切れたりすることはほとんどありませんでした。まれに、ビルの中で受信感度が怪しくなり、エレベーターの中で途切れたりする程度でした。つながるところでは快適な速度を得られました。
 
 海外渡航時は、電話・データ通信ともにローミングサービスを利用できます。この1ヵ月の間に、サンフランシスコに出張する機会があったのですが、このRakuten Miniを持っていた友人は、アメリカでは圏外になり、愕然としていました。アメリカではAT&TまたはT-Mobileの回線につながるはずなのですが、Rakuten Miniの対応周波数が少なく、両キャリアの電波をキャッチできなかったようです。海外に行くことが多い人は注意すべきでしょう。
 
 なお、筆者は無料サポータープログラムの物理SIMをOPPO Find X(ソフトウェアアップデートで楽天回線に対応)に挿して、出張に持って行きましたが、Find Xでは問題なくローミングを利用することができました。
 
 Rakuten Miniは、これ1台で使うには心許ない部分がある端末ですが、国内での通話用など、2台目としては兼用する価値がありそうです。あとは、料金プラン次第ですね。3月3日の発表を待ちましょう。
 
文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

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