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カメラは文句ナシ、アプリは!? 「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」をクイックレビュー!(アスキー)

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カメラは文句ナシ、アプリは!? 「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」をクイックレビュー!
[元記事]
ファーウェイが日本投入を発表した「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」をさっそくレビューしました。カメラ性能や、みんなが気になるアプリストアなどに迫ります。【もっと写真を見る】

 ファーウェイは16日、HUAWEI Kirin 990をチップセットに採用し、5Gに対応したスマートフォン「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」の日本投入を発表した。海外ではすでに4G版や5G版が販売されており、複数のカラバリ展開も行なわれている。日本に投入されるのは「オレンジ」の1色のみとなるが、背面はビーガンレザーによる仕上げで高級感もある。
 
高画質カメラに高性能なチップセットを搭載
 基本スペックは海外モデルと同等だ。ディスプレーは6.53型(2400×1176ドット)、メモリー8GB、内蔵ストレージ256GB。外部メモリーはNMカードを採用し、バッテリーは4500mAhで40Wの急速充電に対応する。通信方式は5G NRに対応し、バンドは日本のキャリアを含むN1/N3/N28/N38/N41/N77/N78/N79に対応する。
 
 インカメラは3200万画素と深度測定用を加えた2つで、ノッチ部分には近距離センサーや動感センサーも並べている。なお、ノッチ幅は26.6mmでiPhone 11 Pro Maxの34.5mmよりも狭くなっている。
 
 カメラは4つを円形に並べた独特のデザイン。4000万画素(F1.8)の超広角カメラはシネマカメラと呼び、1/1.54型のセンサーでISO感度は最大51200、7680fpsのウルトラスローモーション撮影も可能だ。また、同じく4000万画素(F1.6)の広角カメラは1/1.7型のRYYBセンサーでISO感度は409600に達する。さらに800万画素の光学3倍望遠と、TOFカメラを備えている。
 
 ディスプレーは有機ELを採用し、側面までカーブした「ホライゾンディスプレイ」というデザインになっている。側面は右側に電源ボタンがあるだけで、他にはボタン類は配置されていない。
 
 この側面のディスプレーはタッチセンサーも内蔵しており、本体の右側、あるいは左側をダブルタップすることでボリュームボタンを側面に表示させることができる。この機構によりボリュームボタンを廃止しているのだ。
 
 また、カメラ起動時はシャッターボタンが側面に現れ、ドラッグすることでボタンの位置を側面の自由な場所に動かすことできる。
 
 カメラの望遠性能は光学3倍とデジタルを加えたハイブリッド5倍、さらにデジタルで最大30倍まで対応する。最大望遠倍率は同社の「HUAWEI P30 Pro」の50倍には及ばないが、30倍であれば手持ちでもなんとかブレずに撮影することもできる。実際にアスキー編集部で倍率を変えて撮影してみたのがこちらの写真だ。
 
Googleサービスは非搭載
ファーウェイアプリストアの使い勝手は?
 高性能なハードウェアスペックを誇るHUAWEI Mate 30 Pro 5Gだが、日本で利用する際に注意したいのがソフトウェア面だ。OSは最新のAndroid 10でファーウェイ独自のUIを搭載したEMUI 10を搭載する。一方、Google系のサービス(GMS)は搭載せず、ファーウェイ独自のサービス(HMS)を採用している。そのため一般的なAndroidスマートフォンに標準搭載されている、GmailやYouTube、Googleマップ、そしてGoogle PlayといったGoogle系のサービスは搭載されていない。
 
 HUAWEI Mate 30 Pro 5Gには、Googleの代わりにファーウェイ開発のブラウザーや独自のアプリストア「AppGallery」が搭載されている。このAppGalleryは現在メジャーアプリの対応が進んでいる状況ではあるものの、日本で日常的に利用しているアプリはまだすべてが対応している状況ではない。特にSNS系は現時点ではまだ多くが未対応のようだ。
 
 とはいえ、検索でFacebookと入れると、ブラウザーに飛びFacebookから直接APKファイルを落としてインストールするという、ちょっとトリッキーな方法だがこれで公式にFacebokを入れることができた。しかし、このようなAPKを配布しているサービスはあまり多くないだろう。
 
 そこで別の方法でアプリをインストールできないか試してみることにした。ファーウェイは他のスマートフォンから設定やアプリ、データをコピーできる「Phone Clone」というアプリを配布している(Google Playからもダウンロードできるため、ファーウェイ以外のスマートフォンでも利用できる)。そこで手持ちのHUAWEI P30 Proを使い、Phone Cloneでアプリをコピーしてみた。
 
 HUAWEI P30 Proから試しにMessengerとLineをPhone Cloneでコピーしてみたが、Lineはエラーでコピーできなかった。一方、ほかのスマートフォンに入れていたLINE lite(日本のGoogle Playでは落とせないLINEの簡易版)はPhone Cloneでコピーできるなど、Phone Cloneを使っても必ずしもすべてのアプリがコピーできるわけではないようだ。
 
 ところでHUAWEI P30 ProにもAppGalleryは入っているが、その中にはLINEが入っている。すなわちすでにLINEはAppGalleryに対応しており、今後HUAWEI Mate 30 Pro 5GのAppGalleryにも対応する可能性は期待できるのかもしれない。LINE(またはLINE lite)のAppGalleryへの早期登録をお願いしたいものだ。
 
 なおアプリではなくとも、標準ブラウザーを使ってGoogle検索やGoogleマップの利用は可能だった。メールの送受信も標準のメールアプリで対応は可能だ。ウェブ版サービスも用意されているアプリは、AppGallery対応前は多少不便だがブラウザーからの利用である程度対応できるだろう。
 
 このようにアプリの利用に関して、現時点ではまだ制限が多いが、3月28日の先行発売までにAppGalleryもアップデートされていくだろう。なお、一般販売は4月中旬とのことだが、そのころにはメジャーアプリ、キラーアプリがAppGalleryに登録されることを期待したい。
 
 5Gスマートフォンはグローバル市場を見ても通信キャリアの5G開始に合わせ、メーカーとキャリアが手を組んで販売する例が多い。それに対して、これから立ち上がる日本の5G市場に、SIMフリー5G端末を投入したファーウェイは英断と言えるかもしれない。今後どこまでHMSを拡充し、AppGalleryから不自由なくアプリをダウロードできるようになるのか。ハードウェアでは世界の頂点クラスの製品を開発できる力を持ったファーウェイが、今後ソフトウェアでユーザーニーズをどう満たしていくのか、注目していきたい。
 
文● 山根康宏 編集●ASCII

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