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アップル新型MacBook Air 極上キーボードが帰ってきた!(アスキー)

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アップル新型MacBook Air 極上キーボードが帰ってきた!
[元記事]
アップル新型MacBook Airレビュー。Magic Keyboardの打鍵感はまさに極上だ。CPUは第10世代のIntel Core i3/5/7で、4年は快適に使えるだろう。価格も安くなり、キャンパスライフにもリモートワークにもおすすめできそうだ。【もっと写真を見る】

 アップルがリリースした新型MacBook Air(Early 2020)の先行レビューをお届けします。なお、この原稿も、セットアップした新型MacBook Airで書いていますが、個人的な感想を一言で言えば、
 
 キーボードが魅力のモバイルノート型Mac
 
 というべき存在でした。
 
●象徴的なMac
 少し背景の話から。
 
 アップルによると、Mac史上最も人気のある、非常に重要なMacであると位置づけています。
 
 実際、価格が最も安く、しかしボディは超薄型のアルミニウムユニボディを採用し、アップルが送り出すコンピュータの高い品質を手頃に体験できる入門機で、アップルのコンピュータラインアップの中でも象徴的な存在と言えます。
 
 しかし入門機と言いながら、年々上がっていくパフォーマンスと、年々動作が軽くなっていくmacOSのおかげで、「これで十分」と使い続ける人も多いはず。長持ちして、買い換え時を逸してしまいますが。
 
 歴史を紐解くと、MacBook Airはスティーブ・ジョブズが持つ茶封筒から取り出されてデビューしました。Macが、小型化や低消費電力化で行き詰まったPowerPCからIntelプロセッサへと変更しましたが、MacBook AirはIntelに移行したからこそ実現できた、象徴的な存在でした。
 
 MacBook Airは2018年までの長らくの間、新モデルに恵まれず、2010年に登場したデザインと非Retinaディスプレーのフォームファクターを引きずり、アップルの「iPhone偏重、Mac軽視」の批判を代表するようなモデルでした。
 
 MacBook Airは2018年10月にRetinaディスプレーを搭載した待望のフルモデルチェンジを受けました。今回は前回よりも大幅に短い間隔である約1年半でのモデルチェンジとなります。
 
●若干厚く、重くして搭載したのはMagic Keyboard
 MacBook Airは最も薄く軽いMacとして登場し、そのキャラクターを維持しています。しかし今回のアップデートでボディは少し厚く、重くなりました。
 
 2019年までのMacBook Airは30.41×21.24×1.56cmで1.25kgというサイズでしたが、2020年モデルは厚みが1.61cmに、重さが1.29kgに変更されました。ほとんどのケースやスリーブでは問題ないと思われますが、すっぽりと覆うタイプのカバーを使っていた場合、サイズが合わなくなってしまう可能性があります。
 
 今回、最厚部は0.5mm厚くなりました。この差と一致する変更は、バタフライキーボードから変更されたMagic Keyboardです。
 
 2018年モデルのMacBook Airには、当時のMacBookシリーズと共通で、バタフライキーボードが搭載されていました。ストローク、つまりキーを押し下げる高さは0.55mmで、本体の薄型化に寄与していました。しかしこの薄さゆえに、埃などが入った際に不具合が発生しやすく、それまでのMacBook Airユーザーにとっては、打鍵感も悪くなった、という印象を与えていました。
 
 そこでアップルは2019年10月に発表したMacBook Pro 16インチからキーボードをシザー構造を変更し、Magic Keyboardという名称を与えました。これは、アップルのデスクトップモデル向けのキーボードと同じ名前で、安定した打鍵感をモバイルにも持ち込むことになりました。
 
 Magic Keyboardは、上から安定性の高いキーキャップ、アップル独自開発のラバードーム、そしてはさみのように上下運動を支えるシザー構造で、キーストローク1mmを確保します。音は静かで、それでいて指先にキーを押した感覚がしっかりと残る、そんな仕上がりになっています。
 
 バタフライキーは打つと言うよりなぞる感覚がちょうど良いというほどストロークがなかったのですが、Magic Keyboardは普通のキーボードのように打つという感覚が得られ、特にRetinaディスプレー搭載前のMacBook Airを使っていた人にとっては、違和感なく、より快適なタイピング環境が得られるでしょう。
 
 個人的には、バタフライキーボードも「なぞる」感覚を心得てからは嫌いではなくなりましたが、やはり打鍵感のあるMagic Keyboardはメリハリあるリズミカルなタイピングで、よいモノですね。
 
●第10世代Intel Coreプロセッサで4年は快適
 MacBook Airの前のモデルは、1.6GHzデュアルコアの第8世代Intel Core i5を搭載していました。不満が多かったのは、このプロセッサ以外の選択肢が用意されていなかった点です。
 
 それでも「低価格、ロングバッテリーライフでメインマシンになれるノートブック型Mac」というキャラクターとして十分で、それ以上を求めるならすぐにMacBook Proを選択する、という流れでした。
 
 今回のMacBook Airでは第10世代Intel Coreプロセッサが搭載されました。筆者がレビューしているのは1.1GHz デュアルコアIntel Core i3を搭載するベーシックなグレードです。Geekbench 5のスコアはシングルコア847、マルチコア1529でした。
 
 そのため、2018年モデルのMacBook Airと、ベンチマークの上では大きな変化はありません。ワープロ、表計算、プレゼンテーション作成、写真編集、iMovieでのビデオ編集など一通りの作業をこなすことは十分可能でした。
 
 もちろん性能が必要な人向けには、クアッドコアのIntel Core i5/i7プロセッサという選択肢があります。アップルによると、2018年から2019年にかけて採用してきた第8世代1.6GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ搭載モデルと比べて2倍の性能を発揮するとしています。
 
 グラフィックスは内蔵GPUがIntel Iris Plusになりました。Geekbench 5のMetalで6641。2018年・2019年モデルはIntel UHD Graphics 617を搭載しており、スコアは3150近辺だったことから、倍以上の性能を発揮しました。アップルによると、最大80%の性能向上としていました。
 
 macOSは毎年最新版が登場しますが、年々OSが重たくなることはなく、ベースモデルのMacBook Airでも、当初の目的から大きく変わらなければ、4年は快適に使い続けられるコンピュータとなるのではないでしょうか。
 
●アカデミックにも、リモートワークにも
 日本での価格は通常価格は税抜10万4800円、アカデミック向けとなると税抜9万3800円というプライスタグが付きます。
 
 2019年モデルのMacBook Airは128GBストレージを搭載して税抜1万19800円からだった事を考えると、日本での価格は1万5000円値下げとなりました。
 
 加えて、ストレージはベースモデルでも256GBに倍増されており、2019年モデルを256GBに増設した場合税抜1万39800円となることから、3万5000円の値下げと言っても良さそうです。
 
 新学期シーズン、値下げされたお手頃なMacBook Airは安心して選べるモデルです。またリモートワーク需要で、自宅で快適に仕事ができるマシンを急場で1台揃えたい、という人にとっても、長く使える魅力的な選択肢となるでしょう。
 
 
筆者紹介――松村太郎
 1980年生まれ。ジャーナリスト・著者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。またビジネス・ブレークスルー大学で教鞭を執る。モバイル・ソーシャルのテクノロジーとライフスタイルについて取材活動をする傍ら、キャスタリア株式会社で、「ソーシャルラーニング」のプラットフォーム開発を行なっている。
 
公式ブログ TAROSITE.NET
Twitterアカウント @taromatsumura
 
文● 松村太郎 @taromatsumura 編集● ASCII

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