スポンサードリンク

【プロトンは必ずやって来る!!】リエージュ~バストーニュ~リエージュ(J SPORTS)

スポンサーリンク
スポンサードリンク

【プロトンは必ずやって来る!!】リエージュ~バストーニュ~リエージュ
[元記事]
キャリアの中で最高の1日はいつかと問われれば、今でもダン・マーティンは、2013年4月13日を迷わず上げる。
ミスもなく、エネルギーは「1オンスたりとも」無駄にせず、ポジション取りも申し分なく。なにより体調は最高だった。約1ヶ月前にカタルーニャ一周総合を制した勢いを、いまだに保っていた。
チームワークもパーフェクト。前年のジロ総合覇者ライダー・ヘシェダルが飛び出すと、ライバルチームの脚をたっぷりと削ってくれた。サン・ニコラで合流した後は、残り約1kmまで猛烈に牽引した。

「おかげで、幸いにも、僕にはまだ十分な脚が残っていた。ライバルたちの脚はからっぽだったのにね」

可哀想なプリトが……ジロではヘシェダルに破れ総合2位、カタルーニャではマーティンに破れやはり2位のホアキン・ロドリゲスが、フラム・ルージュ手前で渾身のアタックをしかけるも、マーティンは実に余裕を持って追いついた。

感覚は極限にまで研ぎ澄まされていた。いわゆる「ゾーン」に入った状態だった。その後に起こった「奇妙な出来事」さえ、マーティンの目には入らなかった。そう、例の、2013年リエージュを語るときに絶対に欠かすことのできないあの事件を、実は本人は認識していなかったという。

「たしかに僕は振り返った。でもあれは後ろの選手との距離を確認するため。誰かが背後を走っているのは感じたけど、単に『どいてくれ』って思っただけ」

それが「パンダ」だったなんて、気が付かなかった。おかげで集中力を切らすことなく、完璧なタイミングで加速に転じた。まずは追いかけてくるパンダを振り払い……最終カーブの手前で、ロドリゲスを突き放した。

「子供のころから夢見てきたレースだよ。テレビ中継を見逃したことは一度もなかったし、過去の名勝負は全て記憶している。いつか僕にも勝てるはずだと信じていた」

ところで憧れのリエージュを、完璧なるやり方で勝利したマーティンにとって、パンダの存在は唯一の汚点、ならぬ黒点だろうか?だって、いまだにネタとして振られるし、すっかり「マーティン=パンダ」となってしまったし。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク