スポンサードリンク

【楕円球のある光景】「ラッキーなバウンド」2003年ラグビーワールドカップ ジョニー・ウィルキンソン(J SPORTS)

スポンサーリンク
スポンサードリンク

【楕円球のある光景】「ラッキーなバウンド」2003年ラグビーワールドカップ ジョニー・ウィルキンソン
[元記事]
「悪いけど表彰式のステージの準備をするからむこうで撮ってくれ」
2003年W杯決勝オーストラリア対イングランド、同点で迎えた延長戦のハーフタイム。膠着した試合展開に少々イラついていたところに運営スタッフからいきなりのダメだしを喰らった。
普段なら文句の一つでも言いたいところだが、おのれの語学力の拙さを恨みつつ仕方なく彼が指したタッチライン側に移動してファインダーを覗くと、さっきまでいたインゴールの後ろからとは全く違った視界が広がった。
もしかするとここから面白いものが撮れるかもしれない。
依然として一進一退の攻防が続く延長後半残り30秒、自陣で守るワラビーズのディフェンスラインが一瞬視界からさっと開き、ジョニー・ウィルキンソンの姿が飛び込んできた。
次の瞬間、彼の右足から蹴りだされたボールは一直線にゴールポストに吸い込まれていき、続いてボールの行方を見届けた彼が両こぶしを軽く上げる姿をファインダーに捉えることが出来た。
あざやかな決勝ドロップゴール。さっきまでいたポジションではプレーヤーが交差しておそらく撮影することはかなわなかっただろう。
目の前に飛びこんできたラッキーなバウンドのボールをダイブして抑えたトライにも似たショット。2003年大会決勝で撮影した最も印象の残る一枚となった。
文:井田 新輔

スポンサードリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク